歯周病治療
歯茎のトラブルでお悩みの方へ
他にも…こんな人は歯周病の危険性が高まります
歯周病について
歯周病になる経緯
歯周病は歯垢に含まれた歯周病菌が、食べカスを栄養源として、細菌が膨大に増えることによって歯周病を引き起こします。
歯周病種類
歯周病、歯槽膿漏、歯肉炎、と3つの呼び方があります。
歯周病と歯肉炎の違いは、歯周病の進行具合ですが、歯周病と歯槽膿漏はほぼ同意です。
歯肉炎は、歯肉(歯茎の歯に接している部分の組織のこと)に炎症が起こった状態です。歯周病の1歩手前なので、注意が必要です。
歯周病は他の歯周組織(歯を支える骨、歯と歯茎の間の膜など)にまで炎症が進んだ状態です。歯周ポケットという歯と歯茎の隙間が拡大され、歯垢が溜まりやすくなります。歯周病菌がさらに増殖し、どんどん炎症を進行させるため、早めのケアをしないと歯が抜け落ちてしまうなど、手遅れになってしまいます。
歯周病の危険性
歯周病は進行しても、完全に治す治療ができません。といいますのも、溶けてしまった歯槽骨は元に戻すことはできません。
歯周病治療について
今現時点で、完全な歯周病治療の方法はありませんが、効果が見込めるものが3種あります。
骨移植
自分の骨か人工骨を溶けた歯槽骨部分に移植し補います。
GTR法
GTR法は、『Guided Tissue Regeneration technique』の略で、日本語では、『歯周組織再生誘導法』といいます。骨の無くなった部分に、医療用の水分をはじく皮膜を設置して、骨を再生させようとする方法です。
エムドゲイン
エムドゲインは、『歯周組織再生誘導材料』と言われるもので、主な成分は幼少期に、歯を生やすために必要な働きをするたんぱく質の一種です。
広がった歯周ポケットの歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質を、器具を使って除去した後、エムドゲインを歯の根っこに塗ることにより、歯の発生過程に似た環境を再現します。その結果、骨や歯肉繊維を再生させます。
当院は患者様1人1人の様態に合った歯周病治療を行います。
歯茎の腫れが気になる方、歯のぐらぐらが気になる方はお気軽にご相談ください。